【対談音声】どんな望みも「決めてやりきる」で叶う。
適切に「決めて」、無理なく「やりきる」
ここからのレクチャーでは、「正解を作っていくコミュニケーション」の背景にある私自身の体験について、何回かに分けてお話をしていきます。
引き続き、コソ練仲間との対談音声でお伝えします。
今回は、20年以上にわたって携わってきたモノづくりの体験、特に、システム開発の現場やプロジェクトマネジメントの経験についてお話しています。
他の人の体験を聞くと、自分自身の体験や気持ちを重ね合わせながら、人生のヒントを得ることができます。
物語や文脈のなかから、自分の人生に活かせるポイントを拾い集めるつもりでお聞きになってみてください。
▼音声:何であれ「決めてやりきる」のが基本。
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文字で読みたいときのために、音声でお伝えした内容を要約しておきます。
話した順番通りに書いていない部分もありますが、おおよその内容はご理解いただけると思います。
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【この音声の要約】
私は、今の仕事をはじめる前、モノづくりの現場にいました。
コンピュータシステムや、メルマガ、WEBサイトの構築などなど、目に見えない仕組みを作る仕事に20年近く携わってきたんです。
システムエンジニアとしての最後のキャリアは、プロジェクトマネジメント、さらにいうと、トラブルで立ち行かなくなったプロジェクトに途中から参画して立て直す仕事でした。
システムエンジニアの仕事は、ひと言で言うと、約束を守ることです。
お客さまとお約束した期限までに、
お客さまとお約束した内容(仕様)を、
お客さまとお約束した予算で納品する。
それが、システムエンジニアの仕事です。
プロジェクトマネジメントとは、そうしたお約束がちゃんと守れるよう、メンバーに動いてもらい、メンバーをサポートする仕事です。
また、プロジェクトのトラブルとは、期限、内容、予算といったお約束が守れない(かもしれない)状況を指します。
システム開発の現場では、メンバー全員に、期限・内容・予算を守る、という約束が課されています。
約束を守らなければいけない、というプレッシャーのなかで、毎日の仕事は進められていきます。
そうした現場でプロジェクトマネジメントをした経験から、私が得た知恵は2つあります。
ひとつは、約束を守れるようにするための、仕事のやり方です。
システム開発は、期限・内容・予算についてのお約束を守ることが基本ですから、一番最初に、「守れるお約束」をしなければいけません。
約束を守るために、何をお約束するのかをしっかり見る、という作業を積み重ね、経験を積んできました。
もうひとつは、メンバーが、約束を守るというプレッシャーに押しつぶされないよう、心のケアをしていくことです。
心のケアといっても、単に話を聞いたり、慰めたり、励ましたりするだけではありません。
約束を守る、という大前提が揺らいでいては、心の底から安心して仕事することができないからです。
プロジェクトマネジメントの現場では、一人一人に課された約束が守れる状態にあるかどうか、常に見てきました。
当初の約束がなんらかの事情で守れない状況になったと判断したときは、関係者と話し合い、調整を重ねて、守ることのできる新しいお約束を取り交わしてきました。
これからお伝えしようとしている「正解を作っていくためのコミュニケーション」の背景にあるのは、こうした経験の数々です。
システム開発に限らず、お仕事であれば、お約束を守るのは大前提です。
また、1個人として、本当に望む人生を生きたいなら、自分との約束を守る、自分で決めたことをやりぬいていく姿勢が求められます。
一人の人生のなかで、期限や内容の味付けはできますが、「決めてやりきる」ことが基本です。
「決めてやりきる」ためには、ときと状況、そのときの気持ちを感じ取りながら、決めた内容・やりきる範囲を調整していく必要があります。
心のケア・手入れだけでなく、「決めてやりきる」ために、どこに目を向け、ものごとをどう進め、人とどう話をすればいいのか。
必要以上に悩んだりくるしんだりすることなく、「決めてやりきる」ためには、どこに目を留めればいいか。
「正解を作っていくためのコミュニケーション」には、そうした視点や方法論も含まれます。
こうした背景や経緯を知ることで、これからお伝えする考え方や手法を、あなたご自身の人生にどう取り入れていけばよいか、具体的にイメージできるかと思います。
引き続き、あなたご自身の毎日にひきつけながら、おつきあいください。
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