コミュニケーションで目的や意図を実現する。

望みを形にする練習をはじめよう。


ここまでは、あなた個人の気持ちや日常生活での個人的な望みを「伝える」練習をご提案してきました。

やってみて、いかがでしたか?

ご自身の本当の気持ちを見つめ、正直に伝えてみる、という体験をするだけで、いろいろな気づきや発見があったことと思います。


ここからは、あなたの望みを形にして叶えていくためのコミュニケーションを練習していきましょう。

それは、目的や意図を実現するためのコミュニケーション、つまり、プロジェクトを成功させるためのコミュニケーションです。



どんなことでもプロジェクトにできる。


はじめに、プロジェクトという視点について復習しておきましょう。

心のコソ練では、目的や意図を持って、何かを創り出す活動をプロジェクトと呼んでいます。


【プロジェクトの全体像】





あなたが意図や目的をもって臨むなら、どんなこともプロジェクトにできます。

お仕事や事業、ライフワークはもちろん、趣味や日常生活のいろいろなテーマも、みなプロジェクトにできます。目的や意図を持つことで、人生そのものをプロジェクトにすることもできるでしょう。


これからお伝えするのは、そうしたプロジェクトを成功させていくためのコミュニケーションです。


周囲の人と心を通わせながらプロジェクトを成功させていくことで、あなたを取り巻く人間関係は、さらに楽しく、豊かで幸せなものへと変わっていくでしょう。



身近なテーマで、練習をしていこう。


人間関係やコミュニケーションは、理論や仕組みを学ぶのと同時に、実践を通して身につけるのが一番です。

目的や意図を実現するためのコミュニケーションも、あなたの日常生活のなかで、題材を見つけて練習していきましょう。


あなたがやりたいこと・実現したいこと・作りたいことを練習の題材にすると、手応えが得られます。

職業をお持ちの方は、仕事上の課題や企画、プロジェクト、成果物が必要な業務を、練習の題材に選んでみてください。



誰かと一回話をすれば実現するようなものではなく、何回かやり取りをしながら少しずつ進めていくテーマのほうが、今回の練習には向いています。

そうしたテーマを選ぶことで、コミュニケーションの練習と同時に、プロジェクトワークの練習ができるからです。



プロジェクトワークを通して、目的や意図、思いや考えを実現していく練習を重ねると、心の一部に信頼と余裕が宿ります。

目先の出来事や他の人の様子にあれこれと反応することなく、今すべきことに目を向け、楽しみながら取り組んでいくことができるでしょう。

そうした姿勢が、あなたの人間関係やコミュニケーションをさらに幸せに変えてくれます。


コミュニケーションとプロジェクトワークを同時に練習すると、一石二鳥の効果が期待できる、というわけです。



あなたの「正解」を作る練習。


これからの練習で大切にしたいのが「正解を作る」という感覚です。

以前お伝えした、人間関係やコミュニケーションを幸せに変えるための、2つめのキーワードです。

→タップで復習:正解を作る


何度かお話ししていますように、私たちが生きる世界には、唯一無二の絶対的な正解はありません。

個人の人生においては、究極のところ、何をどう選ぼうが自由です。



一方で、私たちそれぞれの人生には、一時的な正解・その場での正解が存在します。

職業や仕事、そこでの企画や業務、具体的な作業をイメージすると、その場での正解があることは明らかでしょう。


また、個人の人生においても、どんな生き方を選ぶのかは、私たち一人ひとりが決めていかなければなりません。

それも、一時的な正解の一種です。


これからお伝えする、目的や意図を実現するためのコミュニケーションは、その場での正解を作っていくためのコミュニケーションだといえます。

それは、自分が思い描いた未来を実現していくためのコミュニケーションでもあります。

お仕事はもちろん、人生を幸せに生きていくうえでは、とても大切なスキルだといえるでしょう。



目的や意図を実現していくには、心の仕組みの知識やコミュニケーションのスキルだけでなく、プロジェクトワークについての知恵も必要です。

人間関係やコミュニケーションを幸せに変えていくための1つ目のキーワード、プロジェクトの復習もしながら、やりたいことや実現したいこと、達成したいことを叶えていく練習、そのためのコミュニケーションの練習をしていきましょう。

→タップで復習:プロジェクト





*気づきをシェアしてくれませんか?*

あなたには今、叶えたい望みや実現したいテーマがありますか?

お仕事・プライベートをざっと見渡して、それらを書き出してみてください。

今回の練習の題材として使いたい望みやテーマはありますか?

それはどんなことでしょうか?


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